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銀行のリアルを垣間見る!金融庁の異端児が巻き起こす金融庁改革!『捨てられる銀行』【読書屋!】

どうも、ケスイケリーガです。

新書のオススメです!橋本卓典『捨てられる銀行』の紹介です

私自身の仕事がファイナンス系なので銀行との取引等が多いのですが、この本は銀行の内情がリアルに垣間見れてオススメです!

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本のざっくり紹介

この本が一貫する主張は「地域事業の成功をサポートすることこそが地銀の役割であり、従来の銀行の在り方に固執していてはその銀行はつぶれるしかない」ということです。

 

金融庁に森信親が長官に就任し、彼が金融庁のいままでの在り方や政策の指針を根本から変える必要性を主張する。

 

というのも、これまでの金融庁の在り方は金融機関のための政策を打ち出す組織であった。

 

それは顧客のために存在する金融機関という本来の金融機関の目的を見失わせることとなってしまい、金融庁が示す指針に基づいたマニュアルさえクリアできれば、銀行を守ることができると考える銀行ばかりになっていたのだ。

 

金融庁のマニュアルをクリアすることで守られるのは金融機関であり顧客ではない

 

そこに森信親が金融庁長官に就任することによって、従来の在り方に風穴をあける。

 

森長官は金融機関の先にいる顧客である企業の成長や事業展開のバックアップすることこそが銀行をはじめとする金融機関を守ることに繋がると主張する。

 

それは、地域の企業・事業が倒れてしまうことはその地域に根付いた地銀の共倒れを意味するからである

 

森長官は金融機関を守るために従来のマニュアルに基づいた銀行の経営方針を改めさせ、顧客の満足度や事業へのコンサルティング等、金融機関主導で地域の経済を支えていくように仕向けていく

 

森長官の功績とざっくり感想 

本書では、森金融庁長官の指針を大きなターニングポイントとして捉え、数多くの事例とともに紹介している。

地銀のあるべき姿は地域企業・事業のサポート、地域事業の再生を銀行自らがリスクを取って推進させていくことだという主張とそれによって良い変化をもたらした地銀の例を使い、その主張の正当性を論じている

 

 

個人的には、新しい取り組みへの驚きよりも、従来の金融庁・財務局・銀行の在り方に驚かされることとなった。

旧態依然、時代遅れな仕組みで、こんなことがまかりとおっていたのかという感じである。

 

森長官の登場までその部分に一石を投じるものがいなかったことを考えると、非常識が常識となってしまっていた環境があったのであろう

 

これは官庁だけでなく、企業やその他の組織でもありがちなことで、非常識が常識となっている場合の多くは非合理的で競争力に欠けてしまっている。

 

国際化に巻き込まれるなかで、このような慣習はさっさとやめるべきだろと思う人がたくさんんいるはずなのだが、同時にそれに固執する人も沢山いて、危機意識を持たずに慣習で日々を過ごしている人たちはガン細胞と同じに見える。

 

つまり、自分たちのやり方に固執して組織を崩壊させ自分たちも職を失う姿がまるで、人の健全な細胞を破壊し勢力を伸ばしていくガン細胞がガンによって死ぬ人間と一緒に死んでいく様に似ている。

 

 

地銀の理想的在り方や金融庁の姿勢など、私たちを取り巻く金融のリアルな一面を垣間見ることができるオススメ本です!それでは、グッバイ!

 

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