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「書店ゼロの自治体が増加」という記事の違和感の正体を暴く【時事屋!】

どうも、ケスイケリーガです。

先日、本屋さんの減少が加速しているというニュースを目にしました。

皆さんはどう思います?f:id:arigaria58:20170909105451p:plain

www.asahi.com

書店の減少に警鐘を鳴らす文脈に違和感

記事の内容を要約するとこんな感じ。

1.書店ゼロの自治体が全国で2割強となり、書店の減少は止められない

2.書店は活字文化と接触や知的関心の喚起、人との交流などの役割を担う。

3.その環境がなくなるのはマズい

 

私はあまりしっくりこない記事でした。ネットが発達していない時代であれば書店の役割は相対的に大きいものでしょう。しかし、今はインターネットがなくては生きていけない世界。書店の有無が活字との接点や知的関心に影響を与える程度は小さいはずです。

 

今や、本が実物としての本である必要がありません。ご存知の通り、Kindleのような電子書籍が普及しています。書店も実在の店舗を構える必要もありません。Amazonなどは説明する必要がないほどでしょう。

(実物の本の利用、実店舗の書店の存在を否定しているわけではないです。)

 

書店の立場から考えてみましょう

書店の立場から考えるとこのニュース記事に対する違和感の根本に一番近くことができます。もし書店を経営することになったらどうしますか?きっとこのブログの読者なら色々な工夫をされますよね。

 

私だったら、白を基調とした洗練された店内、うるさすぎない軽やかなBGM、知的好奇心を喚起する本をセレクトし、本と一緒に置いたら映える雑貨、SNSを利用して洗練された知のイメージの宣伝、コミュニティスペースの設置などなど、アイディアに尽きることはありません。

 

上のような「洗練されたイメージの書店」と「ただ本を並べただけの店内に小難しい顔の店主がレジにいる書店」と同じ本を買えるとしたらどちらに行きたいですかね?

 

答えは明白ですし、工夫している本屋は生き残ると思います。
store.tsite.jp

事実、代官山や銀座の蔦屋書店は連日満員かと思うくらい人が集まっています。この形こそ、現代の「活字文化との接触の場」「知的関心の喚起の場」「人との交流の場」と言えます。


「書店ゼロの自治体、2割強に」このニュースの真の文脈

何もせず、昔のままの形態で書店を経営しても潰れてしまうのは目に見えています。

何十年も前から同じ店主が同じ考えで経営してるとしたら、書店じゃなくても潰れます。

常に時代に合わせてニーズを掴み戦略を練らなければなりません。その努力をしていない書店がどんどん潰れていっているだけなのではないか。ニュース記事では人口減少やネット書店の台頭などを原因と上げているが、書店自身の経営努力の怠慢に目を向けたら異なる文脈でこのニュースを読むことができるんです。

 

それでは、グッバイ!