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◇年間100冊読書日記◇趣味の読書の語り部屋

21世紀にあなたの仕事はもう存在しない②『インターネットの次に来るもの-未来を決める12の法則-』【読書屋まとめ!】

どうも、こんにちは!アリガテンです。

『インターネットの次に来るもの-未来を決める12の法則-』という本をご存じでしょうか。Kevin Kelly(ケヴィン・ケリー)という人が著者です。

原書タイトルは"THE INEVITABLE" 直訳で「避けられないもの」。

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邦題にあるとおり本書は12の法則(12のキーワード)ずつ章が立てられている。これらの12のキーワードは完全に独立するものでなく、相互に連関し合い、重複するところも存在する。12のキーワードが未来を語るうえでの道しるべとなっている。

 

今日は「BECOMING-なっていく」を紹介します。

1.BECOMING-なっていく

2.COGNIFYING-認知化していく

3.FLOWING-流れていく

4.SCREENINGー画面で読んでいく

5.ACCESSINGー接続していく

6.SHARING-共有していく

7.FILTERING-選別していく

8.REMIXING-リミックスしていく

9.INTERACTING-相互作用していく

10.TRACKING-追跡していく

11.QUESTIONINGー質問していく

12.BEGININGー始まっていく

 

私たちがそれを望もうが望まなかろうが「避けられないもの」は必ずやってきます。テクノロジーの進化。それこそが不可避であり「避けられないもの」なのです。その「避けられないもの」を前に未来への知識を少しでも得ておくことは必要なことかもしれません。

 

 

「BECOMING-なっていく」とは

本書は第一章に「BECOMING-なっていく」を置いている。なかなか抽象的なタイトルだと思う。

 中学生の教科書でも出てくるような易しい英単語だが、意味を考えるというよりイメージとして捉えることが大切だ。

「なっている」ではなく「なっていく」。

 

「いまはまだ完成していないが現在進行形で完成に向かって進んでいる」というイメージを持ってほしい。

 現在進行形で進行しているということは、それが常に存在し発生しているということとなる。たとえば、英語の授業中に現在進行形を習う時、英語の先生はこう言うかもしれない。「泳いでいる時、つまり、プールの中で泳ぐ動作を実行している時には現在進行形を使います。でも、プールサイドに上がって泳ぐのをやめてしまったら現在進行形は使えません」と。

 「BECOMING-なっていく」という現在進行形が示す意味はこの英語の先生が言わんとしていることと同じなのだ。

 常に存在し発生しているということは、存在するためや発生するために常にエネルギーが消費されているということを示し同時に新しいものが生まれる。それは文字通り今まで存在しなかった新しいものである場合もあれば今存在するものがアップグレードされる場合もある。そして、これが常に繰り返されていくと世界に存在する全てのものは「BECOMINGーなっていく」(=いまはまだ完成していないが現在進行形で完成に向かって進んでいる」というイメージ)ものとして言い表すことができる。

そうなると、それが実物として固定的に存在しているものというよりかは「プロセス」そのものであると理解できる。そのプロセスは不可避であり不可逆なのだ。あなたが望もうが望まなかろうがプロセスは進んでいく。

しかも、多くの場合、自分自身がプロセスの中にいることに気付かない。なぜなら、そのプロセスは私たちの生活の一部であり、かつ、ゆっくりと私たちが順応可能なスピード感で進んでいるからだ。地球が自転していることに我々は気付かないだろう、それに似ているかもしれない。

往々にして、そのプロセスは過去を振り返った時に見える、気付くものなのだ。「あぁ、あれがプロセスだったんだ」って。「あぁ、あれが『BECOMING-なっていく』だったんだ」って。そういえばスティーブ・ジョブズのスピーチ「Connecting the dots」も同じことを言っているね。

 

私たちは皆、BECOMINGを経験している

「BECOMING-なっていく」が現在進行形のプロセスであり私たちの生活もそのプロセスの中にあるということはわかった。となると、こうも言える「私たちは皆、BECOMINGを経験している」と。 

前回の記事でも書いたが、携帯電話の普及なんかは一つの例と言える。20年前、10年前はこんなにも携帯電話やスマートフォンが私たちの生活に必要不可欠なものになることなんて予想していなかっただろう。そのほか、車だって今や自動運転化のための研究が進んでいる。インターネットを開いていろいろな情報にアクセスできるし、ほとんどストレスなくスムーズにサイトにアクセスできる。

 

過去から現在の変化の中でも様々なBECOMINGの経験を上げることができるが、現在から未来にかけてそれは私たちの生活のほとんどすべてに浸透していく。常に既存のものはアップグレードされ、私たちは常に新しいものに直面する。なにかを使いこなしたと思ったら、新しいものが出現する。そうやってBECOMINGはあなたの意思とは関係なく進行していく。あなた自身もアップグレードしなくてはならない。

 

BECOMINGのいまこそチャンス

BECOMINGの世界の流れの中では、あなた自身をアップグレードしていく必要性がある。それを大変なことと思うかチャンスと思うかは人それぞれだろう。

だが、「インターネット」というものに関しては今こそがチャンスの時なのだ。それはなぜなら、インターネットを利用して生じる本当に便利で私たちのライフスタイルを一変させるものはまだ生まれていないからだ。

 

2017年現在に、このインターネットの世界に飛び込むことは、2050年に生きる人たちが「あの時代(2017年、、今!)は羨ましい!チャンスにあふれている!」と言う世界の飛び込むことになるのだ。つまり、ちょっと発想を変えてデバイスを作るとか、インターネット時代の新しいビジネスモデルを考えるといったほんのすこしの工夫で、2050年に生きる人たちの「あたりまえ」を作り上げることができるからなのである。

私たちがBECOMINGを作ることができる、BECOMINGそのものになっていくことができるのである。 

 

感想

「BECOMING-なっていく」というイメージを持つことが全ての始まりのようであり、そのキーワードが第一章に置かれている。このイメージを基に2章以降のキーワードも読み解いていくとよい。

 

私が今こうやってブログというインターネット上のサービスを使って、好きなように意見を発信することができること自体が素晴らしいことだと再確認したと同時に、新しいものを生み出しBECOMINGを作り上げていく一員にならなくてはと思った次第だ。

「避けられないもの」としての「BECOMING-なっていく」。未来はかならずそうなっていくのだから、自分をアップグレードさせて未来を見越して行動してみては?

次回は第二章「COGNIFYING-認知化していく」をまとめていきます!!

 

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