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読書屋!BookBankどっとこむ

◇年間100冊読書日記◇趣味の読書の語り部屋

ミステリー小説家米澤穂信のデビュー作!古典部シリーズ1作目『氷菓』【読書屋!】

どうも、こんにちは!アリガテンです。

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個人的に最近ハマり始めてしまった米澤穂信、デビュー作『氷菓』をご紹介します。流行りの作家はあまり読まないあまのじゃくだぜとか言ってた過去の自分が大西洋くらいまで飛ばされてしまったんではないかと思うくらい読んでます、米澤穂信作品。面白いです、彼のミステリー!

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実はこの『氷菓』、今日買って今日読み切ってしまいました。今日の仕事が18時となかなか早くに終わったので 、面白い小説ないかなぁ~とフラッとはいった本屋でレジに持って行っていました。もうページが止まらないってくらいいいリズムで読み切れてしまったのですが、読書ビギナーや米澤穂信作品をまだ読んだことがないという人にはぜひオススメしたいなと思います。ものがたりの推測もしやすいので、(ガチガチのミステリー好きには物足りないかもしれませんが)読みやすいですよ。

 

姉の勧めで高校入学とともに廃部寸前の「古典部」に入った男子高校生が主人公。多くの高校生はバラ色の高校生活を送るであろうにも関わらず、彼は友人から「灰色」と言われてしまうくらい、熱を持って何かに臨むことがない。そんな彼が「古典部」で出会った部員との関わりのなかで少しずつ変わっていく。

ある日、33年前に高校で古典部で起こった事件があることを知り、その事件の概要と真相を究明すべく、リサーチと推測が始まる。彼らの前に横たわるその事件に、「灰色」の高校生活を送るはずだった彼の隠れた能力が次々と発揮される。彼は眼前の断片的な情報をもとに最も合理的な推察していく、つまり推理力が多くの問題を解決し、それだけでなく彼のひらめき力が事件の真相に近づいていく。

 

登場人物が多いわけではないが、出てくるキャラクターは皆、設定や個性がはっきりしており、序盤から登場人物に愛着がわく。あぁ、こいつはこういう性格だからこういうことを言うのねといった描写が一貫している。愛すべき登場人物たちが相互に協力して彼らの所属する部活の33年前の謎を解き明かしていくストーリーは殺伐とした風情は一切なく終始ほのぼのとした雰囲気をまとう。

 

"伯父はわたしに、そうです、強くなれと言ったんです。もしわたしが弱かったら、悲鳴も上げられなくなる日がくるって。そうなったらわたしは生きたまま・・・・・・(中略)わたしは、生きたまま死ぬのが怖くて泣いたんです。"

 

そして、本書が米澤穂信の「古典部」シリーズの第1作目だ。近いうち、この「古典部」シリーズをまとめ読みしてしまおうと思います。

 

読みやすくて面白い小説を求めているなら是非おすすめです!!

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