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◇年間100冊読書日記◇趣味の読書の語り部屋

文章書きは一読すべし!文章が書きたくなる本『書く力-私たちはこうして文章を磨いた-』【読書屋!】

どうも、こんにちは。アリガテンです!

 

私は小さい頃から文章を書く仕事っていいなって思っていた。作家や脚本家、キャッチコピーを考える人なんかに憧れた時期があったし、事実いまでも心のどこかで憧れがある。

でも、いざ文章を書こうと思うとなかなかいい文章になった気がしない。このブログも文章を書くクセを付けたくて継続してる面もある。だが、一方で世の中にはすごく美しい文章を書く人もいる。そんな人たちから少しでも知恵や経験、ヒントをもらいたい、そんな気持ちで手に取ったのがこの本<『書く力-私たちはこうして文章を磨いた-』池上彰 竹内政明

 

池上彰さんといえばもう説明不要なくらい有名なジャーナリストですよね!もとは記者ですし、著書も多く、喋りも文章もとても上手な方です。私の積読本の中にも池上彰さんの本はいまのところ2冊程あります。近いうち読もうと思ってます。

 

一方の竹内政明さんは読売新聞社の論説委員。2001年から読売新聞の「編集手帳」を担当している方です。本書の中でも「編集手帳」から多くの引用があるのですが、とてもきれいで洗練された文章が数多く収められています。文章のプロと言って全く問題ない人でしょう。

 

この文章のプロフェッショナルな二人が対談形式で文章の書き方や発想の仕方などの観点を思う存分語ってくれます。しかも、この対談の中で多くの名文が引用されるので、質の高い文章に触れる絶好のチャンスになっています。

 

本書は4つの章から構成されています。文章構成の話、伝える表現の話、名文にあるリズムの話、失敗例から学ぶ話。どの章にもあなたが文章を書くコツが散りばめられています。そして、なによりも本書がいいなと思うところは、文章を書く際の頭の使い方が二人の具体例を用いながらクリアに書かれていることです。

 

たとえば、なにか文章を書く際に「テーマ」と「ブリッジ」を意識すると読者を引き付ける文章がかけると二人は説く。

 

「テーマ」とはそのままの意味で、その時に書こうと思うことのテーマです。このテーマを決めると、このテーマと結びつく一見テーマとは距離のあるような話題を考える。この距離のあるような話題というのはあくまで自分自身の理解の範囲内でなくてはなりません。そうでないと、説得力があって相手に伝わる文章になりません。それはつまり、テーマと自分自身を結び付けることが大切だということなのです。そして、その結びつけるという思考がブリッジです。

 

これを徹底すると、読者は「おや、この話はどういうことなんだろう」という疑問を持ちながら読み進めることができる。そして、次第にテーマにブリッジしていき、「おぉ、ここに繋がるのかー!」というように文章にひきつけられていきます。

 

これはほんの一部ですが、他にも様々な文章の書くコツをのぞき見ることができます。文章のプロの技術を読み解いていくと、読後に「あぁ自分もなにか書いてみよう!」という気持ちになるから不思議なものです。

 

他にも文章とか言葉についての本読んでいきたいなーと思う最近です。