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◇年間100冊読書日記◇趣味の読書の語り部屋

読書好きなら一読の価値あり!『読書の腕前』【読書屋!】

どうも、こんにちは!

三度の飯より本がすきアリガテンです。

 

今日は読書好きが読んで共感に次ぐ共感を生む本を紹介します。

 

岡崎武志『読書の腕前』です!タイトルからひどく興味をそそられて、本屋でぱらぱらと2,3ページ読んですぐに買おう!と決めてしまいました。

 

読書好きが一度は通る読書についての本。そんな本を書く人はやっぱり読書好き。そうであれば。当たり前のようにその人の文章に「わかるー!」と唸りながらページを進めることになるだろう。

 

著者の岡崎武志さんは、書評家として活動している読書のスペシャリストだ。読んでる冊数も半端じゃない。毎年3000冊のペースで本が増えていくそうだ。本の中に書斎の一部を写した写真が挿入してあるが、これで一部かと驚いてしまった。

 

 

この類の本は読書の方法論や読書をすることなどの意義を語ることが多い。事実、本書でもその内容は充実している。

 

たとえば、私が強く共感したのは本は歩くことに似ているという点。本を読むというのはある程度の時間を確保し、読書以外のことをしない状態でわざわざ行うことなのである。歩くことも同様で、他の移動手段に頼るのでなく、わざわざ歩くのである。このわざわざやることに意義があり、あくまで主体的能動的な行動であると同時にその行為と向き合うことで自分自身から抜け出すための方法なのであるという主張だ。これには私も強く納得した。

 

私自身、本を読んでいる時は自分以外の世界と隔絶された感じがする。そこには本を読んでる自分と本の内容しか存在しないので、嫌でも自分自身を見つめなければならないのだ。それはなぜかというと、本の内容を理解するために自分の過去や考えなどを見つめて本の内容に自分自身を合わせていく作業が(意識的であれ無意識的であれ)必要だからである。

 

 

他にも、積読の勧めや読書との馴れ初め、古本屋のこと、おすすめの本など読書好きにはたまらない一冊となっている。

 

積読の勧めなどリアルに私が進んできて感じてる事と同じことを論じていた。積読をするのは当たり前なのだが、なぜ積読をするかという理由は一つしかない。積読して「視界に入れておけばいつか読む」だろうと思っているからだ。

 

今現在PCの前には19冊の本が積んである。これらの本を買ったときはどれも読みたい!と強い興味を持って買ったものばかりだ。しかし、今は読む気がしなかったり読む本の優先順位が低かったりで積まれている。そこそこ長い間積まれているものもある。それでも積読をする。

 

それは積読をすることで常に視界に入り、その本のことは忘れない。少なくとも一度は興味を持った本なのだからその興味がいつ戻ってきてもおかしくないと本気で思っているのだ。

 

 

とにかく著者の読書好きが存分に伝わってくる本です。

読書好きなら一読の価値ありですよ!!